子宮内膜の働き

子宮内膜の構成と役割について。また子宮形成の筋肉とは。

子宮内膜の2層とは?

子宮内膜は前項のように女性ホルモンの影響を強く受け、妊娠や出産に大きく関わります。これは、さらに、その役割により子宮内膜基底層子宮内膜機能層とに分ける事ができます。

子宮内膜基底層は子宮筋層に続く部分で、約1ミリの厚さを維持し続け、変化することはありません。女性ホルモンの影響を受けるのは子宮内膜機能層の方です。1ミリ〜1センチまで増殖し厚くなり、分泌変化を起し、剥がれ落ちます。短期間に1ミリ〜1センチまで増殖する細胞は、人間の細胞では他にありません。
機能層が剥がれ落ち、傷ついた子宮内膜を修復し、再生させるのは子宮内膜基底層の役割になります。

子宮を形成する筋肉

筋肉には大きく分けて、横紋筋(おうもんきん)平滑筋(へいかつきん)の2種類があります。横紋筋は顕微鏡で見ると,光の屈折が一様でなく,明暗の横じまが見られるため「横紋」といい、体重の約50%を占め、おもに骨格に分布して、体をささえ、速い収縮が可能であり、運動を司ります。

一方、平滑筋には「横紋」がなく、顕微鏡ではつるりと滑らかに見えます。消化管壁・気管壁・血管壁・泌尿生殖器系の導管などにあり,分布場所から内臓筋と言われたりもします。また、意志によって動かせる横紋筋を随意筋と言うのに対し、平滑筋は、ゆっくりと収縮し,意志によって動かすことが出来ないので不随意筋と言われます。

子宮は平滑筋からなり、出産までは赤ちゃんを優しく育み、10ヶ月を過ぎると収縮し、陣痛という形で赤ちゃんが生まれて来る事を促します。

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